「或るスロリーマンによる稼働日記」

目指すは「最強の兼業スロプロ」!期待値を追いかける会社員です

「24時間、タタカエマスカ?」 ~或るスロリーマンの憂鬱。収支の裏にある”犠牲”、そのリアル~とは?

 

こんにちは、「運命の雛見沢」です

 

月曜日に朝礼に出て

火曜日に会議に・・・

 

これは前回やったやつ

 

正月気分なんてもうどこ吹く風

繰り返される月月火水木金金のせいで、時々、脳が麻痺しそうになる

変わらない日常、繰り返される日々

自分が生きているのが「今」なのか「過去」なのか、はたまた「未来」なのか・・・

虚しくもあり、愛おしくもある、巡りゆく毎日の何たるスピーディな事か

まさに「光陰矢の如し」

 

希望にあふれた荘厳な2024年の元旦を襲った突然の「地震

その地震起因で空港で起きたよもやの「航空機事故」

文春による国民的コメディアンを「活動休止」に追い込む告発記事と5.5億円訴訟

文春による国民的youtuber二股疑惑報道からの早すぎる謝罪動画による「逆に好感度UP」事案

元女優による勇気ある国民的ヤクザからの「薬物強要レイプ被害」告発

行き過ぎた承認欲求のためにSNSにて虚偽による風評被害をばら撒いた「港区女子(笑)」と、営業妨害に巻き込まれた高級寿司屋との小競り合い

ドラマ化されたとある作品の、原作者と脚本家と出版社と番組制作陣による思惑のすれ違いを発端として巻き起こった、あまりにも「悲しい結末」

 

文春ことセンテンス・スプリングによる八面六臂の活躍もあって、この一か月は話題に事欠かず『てんこ盛り』だったが、明るい内容が少なかった

そんな1月も、もう終わりである

そんなこんなを繰り返し、2024年もいつの間にか晦日を迎えるのだろう

皆さま、良いお年を

 

という現実逃避はさておき、本日のテーマは掲題の通り

 

「兼業だのスロリーマンだの言ってるけど、そもそも、お前どういう生活ルーティンしてんの?」

 

である

 

特に質問をされたわけではないが、小生はこう見えて正真正銘のサラリーマンである

郊外の自宅から小一時間かけ、毎日のように満員電車に揺られて都心にある弊社オフィスへ出勤している

最寄り駅に早く着いた朝はスタバでコーヒーを買って出社するのが優雅なステイタスと信じてやまない小市民だ

 

『国歌』と称しても過言ではないほど売れたレジェンド・ソングでも歌われているように、

「毎日毎日、僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃう」のである

たいやきくん・・・いや、たいやきどのは、焼かれども焼かれども、永遠に焼かれ続ける明日が来る。言わば「八大地獄」のひとつ『焦熱地獄』で、地獄の業火に焼かれる日々を無限ループしているのだ

昨日はザ・ニンジャ、今日はイフリート、明日はムスプルヘイムと、炎属性のスペシャリストに日替わりで全身こんがりと焼き上げられる毎日

大海へ逃げても”火拳”がちっちゃいボートで追いかけてくる

そりゃあ、嫌んなっちゃうよ

サラリーマンも似たようなものだ

焦熱地獄とまでは行かずとも、嫌な上司に媚びを売り、ムカつく取引先に頭を下げる

寝ずに仕上げたプレゼン資料はボツになり、ようやく辿り着いたコンペティションは競合他社に敗れ、霧散する

こちらはまさに『叫喚地獄』そのものだ

 

そんな過酷な職業「きぎょうせんし」は、ギルドでも滅多に勇者に誘われない不人気職で、声をかけてくるのは質の悪いキャバクラの呼び込みと縛りプレイをしているゲーム実況youtuberぐらいのもの

酒場の隅っこで目立たぬようにお湯割りの芋焼酎をすすり、決して表に出てこない窓際族

ちょっと前までは”チンクシャ”だった店の看板娘が、ここ最近やけに艶っぽく成長していくサマを、実の父親のようにニヤニヤと見守る助兵衛親父

昔はレベル60、最近はレベル65となるカンストの円熟期で得られるジョブアビリティは「極・土下座」と「八方美人」が関の山だ

 

DRAGON QUEST」シリーズ・ルイーダ © SQUARE ENIX

 

このように、『いらない子』というのは、どんな世界にも存在する

 

南葛中学の岩見くんは物語上は確実にいらないMFだが、彼がいないとトップ下の翼が終始孤立し、井沢の負担も増えるのでウィングの滝を走らせられなくなり、とても3連覇を成し遂げられる布陣にならなくなるため、戦略面では欠かせない中軸であった

 

虹野さんは冷静に考えると料理以外は大した魅力もないヒロインだったが、攻略がエグすぎるラスボス・藤崎詩織という「聳え立つ高い壁」を超えるためのデモンストレーションとして用意された、プレーヤー誰しもが必ず通るチュートリアル・「最初に超えるべき低い壁」として人気を博した

 

「きぎょうせんし」のぼくだって、会社組織全体で考えたら突然いなくなっても岩見くんほど困らないとは思うが、ぼくがいないと部署毎にブレイクされた予算を基に年度予算案を組んで、経営会議に毎次提出する資料を作るリソースに当面局長は困るだろうし、月々の家のローン支払いに嫁も困るだろうし、マイホのディスクアップ2も打ってくれる人がいなくなり撤去が早まってしまうと思う

 

そう。『いらない子』にだって、存在する意味は少なからずあるのだ

事実、後に虹野沙希人気は詩織を超えてしまい、当時のコナミの営業戦略的に欠かせないメインヒロインへと成り上がった

 

「自分が自分を認めてやらないで、誰が認めてくれるんだ」

どこぞの漫画で誰が言ったかすらあやふやだけど、どこかで聞いたことがあるような定番ぽいセリフ。しかし、正にその通りだと思う

もはや深く考えることをせずに、仕事終わりにパチ屋へ向かう毎日

子どもの顔より見る、DANーDの顔

嫁の手料理より心が躍る、開幕シンディ

一般的に考えたら異常ともとれる自分の日々の行動原理を、今一度客観的に考察してみようと思った次第だ

もしかしたら自分の知らない内に宇宙船に吸い上げられて、脳を「なにか」と置換されて観察されているのかもしれない事に気付いてしまうかもしれない・・・

 

『MMR マガジンミステリー調査班』 ©石垣ゆうき

 

収入面において、決して高給取りではないが、現状の生活水準であれば生活する分には困らないくらいは会社からギャランティを貰えているぼくが、『兼業スロプロ』として稼働を通して得る”金以外のもの”とは何か

”常勝”という肩書を得るために悪魔に売り払った”犠牲”とは何か

前置きが長くなったが、ぼく自身の自己肯定のための”自分探しの旅”にお付き合いいただけたら幸いである

 

【動機】

15年以上も前に専業スロプロから足を洗った自分が、ここまで生活習慣内における稼働比率を取り戻した理由

それは「マイホーム購入」が最たるものだ

クソみたいな、と例えるとクソに失礼だと思えるくらい、クソみたいな20代を過ごしたぼくは社会進出も遅く、人生初の就職も30歳を跨ぐ年齢だった

当然ながらローン審査も厳しく、当時はクレカすらまともに作れなかったのだから、マイホーム購入なんて夢のまた夢・・・と思っていた

ぼくがローンを組むためには「纏まった頭金(担保金)が必要」と、当時知り合った有識者の意見に従い、とりあえず急いでまとまった金を貯える、という動機から始まったのだ

 

思い起こせば、原点は出張で大分に行った2018年の初秋、9月頭だ

現地取引先のスケジュール都合で、滞在三日間の内、真ん中の一日が丸々空いてしまった

会社の計らいで、東京へ帰ってくると航空経費も嵩むし、翌日の予定は生きているので、ホテルはそのまま使って有給休暇を取っていいよ、温泉でも行って来たら?と言われたので、せっかくなので甘える事にして、どうせなら大分市内を観光しようと一人、市内に繰り出した

 

・・・ない

 

温泉と、ラーメンと、とり天以外、何もないのだ、大分は

午後から丸々ヒマになってしまったが、豪遊する金もないためホテルでゴロゴロしながら動画を観ていた

そこで見たのが、今をときめくパチンコ・パチスロチャンネルのTOPランナーである『1GAME TV』だ

 

youtube.com

 

動画は、1GAMEの代表を務める「てつ」さんのアイランド秋葉原店での「パチスロ ディスクアップ」実践動画であった

 

youtu.be

 

4号機時代には比較的打っていた「ディスクアップ」だが、そもそも5号機に関してはほとんど稼働をしていなかった

2007年の転職の際に、数か月間バイトをせずに貯金を切り崩して「新世紀エヴァンゲリオンまごころを、君に~」の設定狙いをして食い繋いではいたが、それも今ほどのガチ稼働ではなかった

就職後は、周りよりもハンディのある遅咲き社会人として社会経験を一気に積み上げるべく仕事が何よりも優先で、時々打つとしても付き合い程度で、それでも技術介入に自信があった(負けるとガチで困る懐事情もあったw)ため、「ひぐらしのなく頃に祭」や「格闘美神武龍(ウーロン)」を好んで打っていたし、朝から打てる日は強いお店で「うる星やつら」、「新世紀エヴァンゲリオン~約束の時~」の⑤⑥狙いをしていた程度である

もちろん、『パチスロで食って行こう』なんて考えは微塵もなかった

 

2018年の9月といえば、業界的にはいよいよ6号機時代へと変遷していく渦中で、第一弾機種となる「HEY!鏡」の導入へ向けた宣伝が市場を賑わしていたと思う


てつさんの動画を観るのはこの日が初めてだったが、切れ味鋭いトーク力と語彙の豊かさ、懐古厨の琴線に絶妙に触れてくる老害臭、何よりディスクアップのビタ押しの腕前・・・当時は全てが眩しく見えたものだ

『「ゴリゴリの技術介入機」、「べらぼうな激甘スペック」、「演出バランスは地上最強(てつ氏評)」と言われるディスクアップを打ってみたい』そうなるのも必然である(温泉以外なんにもないし)

滞在は大分駅近くのホテル

斜向かいに、程よくあったパチンコ店(記憶が曖昧だが恐らく『DAISYO』という店舗)に設置を発見

バラエティに数台がバラバラに設置されており、1台は稼働中だったが、1台を確保する事に成功

これが小生・運命の雛見沢の「兼業プロ」デビュー戦となる事を、この日はまだ知らない

打ち方はさっき見た動画でなんとなく覚えていた

携帯で細かい部分を調べながら打つ

【同色ビッグボーナスに設定差なし】

まじかよw

そんな中訪れる、初ビッグ

そして、その初ビッグで刻む「上乗せ無し」

調べると【設定差特大!】

まじかよwww

「事実は小説よりも奇なり」

これ、本当の話なのであるw

 

ビギナーズラックだったのか、本当に設定があったのかは定かではないが、初打ち初代ディスクアップは結局昼から夜まで打って+2,000枚ほどの快勝だった

冷静に考えて大分のたまたま入ったお店に、新台ですらないゲロ甘ディスクの高設定があるとは思えないので、つまりは設定①だったと思う

正直、慣れるまではまあまあミスった。それでも『ゲロ甘!』と言われた動画を観て、直後にこんな結果が出たら、「こりゃあ稼げる」ってなっちゃうよ、そりゃあ

出張も終わって東京に戻るや否や、都内のディスクアップ設置店をチェックし、次の土日から早速、足しげく通う日々となって行く

ディスクの良いところは、設定投入が見込めない代わりに、『競争相手が少ない』故に確保に困らない、という点もあった

「勝てる」

「稼げる」

何より、バカみたいに「面白い」のだ

加えて、先の動画で口コミが一気に広がり、瞬く間に「パチスロ ディスクアップ」は増産を重ね、ホールの主役へと伸し上がる

ぼくもSammyも、この時のてつ氏には感謝してもしきれないのだ

 

そして、ここから「ひぐらしのなく頃に祭2」がリリースされる2020年の12月末までの丸2年半

平日は仕事が終わるとほぼ毎日、土日は朝から終日、99%ディスクアップのみの稼働を積み上げた

マイスロもないし、1枚掛けも出来たし、今ほど正確に戦績をつけていなかったので、諸々正確な数字ではないかも知れないが、以下がメモとして残っている

 

パチスロ ディスクアップ(2018~20年)』

・総回転G数:3,372,377G

・同色BB:11,334回(1/297.6)

・異色BB:421回(1/8,143.2)

・REG:7,241回(1/472.1)

・総投資:922,878枚

・総回収:1,162,140枚

・差枚:+239,262枚

・機械割:102.28%

※ビタ成功率は証拠となるデータはないが、95.17%とのメモあり

 

今のように他機種を触る事はほとんど無く、ディスク一本で28か月打ち切った結果である

2020年の3月までは座席で紙タバコ喫煙ができていた事もあり、土日祝は平均9,000G、平日は夕方から3,600Gぐらいが平均で、健康増進法が施行されてからは、平均は500Gずつくらい減っている

しかもコロナ禍による自宅待機と休業要請もあって、2020年は原則的に週休4日だったので気が狂ったように稼働していた

 

この時点で、既に家族との時間を後回しにするルーティンが完成している

我が家は0か100かのスケジューリングをしているので、どこかに出かけたり大事な用事がある土日は1か月前にカレンダーで確保してもらい、それ以外は全て稼働に充てる

「半日稼働→半日家族サービス」・・・といった半端なスケジュールは時間も気にしてしまうし集中力も欠くため、極力忌避していた

仕事もコアタイムなし+完全フレックス制に加え、リモートワークも任意の業態につき、強イベを迎える平日には以下のようなスケジュールが可能となる

 

【平日】

~1:00 帰宅

1:00~7:00 仕事(リモートワーク)

7:00~8:30 子どもの学校・幼稚園への見送り、朝食、シャワー、準備

8:30 出発、移動中にオンライン抽選確認~良番なら承認も

9:15 ホール到着(現地抽選)

9:45 ホール到着(オンライン抽選再整列待機)

10:00~22:45 稼働

22:45~24:00 飲み、晩酌

24:00~1:00 翌日の候補店煽り確認、帰宅

 

これがぼくの「よくある一日」である

・・・もう、お気付きだろう

そう、普通の人ならあるべき時間が欠落している

「昼食」だ

ぼくは稼働中に食事休憩を取る事が殆どない

理由は単純で、基本的に機械割や期待値が100%を超える台を稼働しているのだから、1Gでも多く回したい、時間を無駄にしたくない、という貧乏くさい考え方だ

これに関しては友達同士の仲間内でも完全に意見が分かれるし、どっちでも良いと思っている

ぼくは稼働中はメシを食わないポリシーを持っている

休憩を取るとしたら、やむなく設定されたオンラインMTGのため。ただ、それだけだ

それさえ理解していただければ、「睡眠時間がない」ことなど些末な事である

「嘘でしょ?」ってよく言われるけど、流石に毎日これはぼくでも死ぬ

ただし、割りとマジで、ほぼこれが2020~22年の毎日だった

だって仕方ないのだ

会社員だから仕事を放棄するわけには行かないじゃない

父親だから子どもの朝の送り出しを放棄するわけには行かないじゃない

生きてるんだからせめて朝と夜くらいは食事を摂取したいじゃない

パチスロが稼げるんだから少しでも多く稼働したいじゃない

ほら、仕方ないのだ

ということで、自分が一番削っているのは「睡眠時間」だ

元々ショートスリーパーということもあり、1日の平均睡眠時間は3時間前後

最低でも1.5時間ほど眠れれば、稼働に影響はない

睡眠は移動中と夜中の仕事の合間に仮眠を取れれば充分なのだ

睡眠時間を削るという事は「生きる上での大切ななにか」を削っている、という事であると分かってはいる

それでも一度限りの人生

若い頃に想い描いた壮大な夢は、全て叶わなかった

クソみたいに好き勝手生きて来たぼくにも子が出来て、家を買うために、と一念発起し、今ではこうして期待値稼働に執着し、ストイックな立ち回りを徹底することで、お陰様でマイホームも購入し、お金にだけは不自由しない日々を送れている

これが、どれ程ぼくの承認欲求を満たしてくれているか、という話だ

父親もサボらない

サラリーマンもサボらない

兼業プロもサボらない

これがぼくの究極の「美学」だ

 

【理想】

そんなぼくでも、2021年の最後に気付く

コロナ特需により撤去期限は伸びたが、2022年の1月末には5号機がなくなり、6号機だけの環境になる近い未来、「低設定域の期待値稼働だけでは勝ちきれない」という現実に

そして、ディスクアップの「甘さ」と引き換えの「時給の低さ」には早々に気付いていた

それでも、「大勝ちする」より「勝率を上げる」事に振り切ったぼくの稼働方針では、中々AT機に座る勇気はなかったし、現に多少なりとも結果も出続けていたので、無理に向き合い方や戦い方を変える必要もないと思っていた

しかし、明らかに技術もやる気もないキッズが動画を観ながらスライド打ちで、ディスクの①の期待値なんか余裕で超える差枚を叩き出すではないか

そんな「バジキッズ」の存在に加え、ホールで知り合った確実にぼくよりもひと回り以上若いのに、確実にぼくよりもふた回り以上の知識がある専業の子たちと情報交換をする内に、ぼく自身も稼働に関しては古の固定観念を捨てなければ生き残れない、という危機感に包まれる

幸い、2021年は「祭2」の稼働が好調で、年間差枚+229,618枚を稼ぎ出し、軍資金には苦労しない状況だったため、ここでようやく、「AT機・ハイスペック機種の設定狙い」に参戦する事になる

当時のホールの主力はというと「バジリスク絆2」が6号機として完璧に近い完成度の出来栄えで人気を博しつつ、「押忍!番長3」、「魔法少女まどかマギカ2」、「聖闘士星矢~海皇覚醒~」など、5号機のメイン機種も最後の輝きを放っていた頃だ

ディスクアップは、悲しいがいつでも取れる

それよりも打てる可能性が残り僅かの119%チャレンジを経て、ディスクに避難すればいい

加えて、「消えゆく5号機」よりも「残る6号機」に齧り付かねばならない

2022年の主力に選んだのは、そう「バジリスク絆2」だ

ユニメモも育てなければならない

心を決めて、12月30日に挑んだ絆2の結果が、以下だ

 

バジリスク絆2」

投資:400枚

回収:1,833枚

差枚:1,433枚

推定設定:②

設定示唆:「222人」「246人」出現

バジリスク絆2 2021/12/30

 

・・・これ、当時は全然テーブル履歴が伏せられていて見えない状況で、偶数は確定していて、でも⑥じゃないのは理解していて、弱チェリー確率が①以下、尚且つ④⑤⑥確が出ていないから「設定②」と判断していたと思うが、今こうして見返したらテーブルも普通に弱いんで②でいいな

 

とにもかくにも、拒絶していたAT機を終日稼働し、差枚もプラス

ここに「バジデッブ」の爆誕である

2022年へ向けた無言の決意表明をしつつ、自分の中での立ち回りの理想形を確立していった

 

【現実】

とはいえ、そんなにプロ稼働は甘くない

加えて、1ヶ月を切った5号機一斉撤去の運命へ向け、店側の配分も異質となった

コロナも一時期の猛威はなりを潜めるも、依然として蔓延していた

好調だった2021年の勢いは完全に絶たれ、2022年は年始から3連敗、-7,000枚からのスタートとなる

ハイスペを狙ってツモれない以上、被害が大きくなる事は承知の上だが、そういった店選び・立ち回りが素人同然だったので、とにかく情報を集めた

有料ノートにも課金したり、出来る限りの策を練り、撤去前のピックアップ機種を中心に狙い、

・クレアの秘宝伝

まどかマギカ

このあたりの⑤⑥をツモりつつ、ダメな日はディスク、ひぐらしで凌ぐ

年頭の負債を取り戻しつつ、+18,800枚の月間成績を残し、手応えを感じながら初代ディスクアップの最期を見送った

それ以降は今に至る

 

【総括】

高勝率は僅かに下落したが、多少は高時給へと転換し、ようやくプロっぽい戦績を残せるようになった

戦う時間が限られていて、朝から攻められないスロリーマンは、無駄打ちを控えなければならない

しかし、夕方から攻められる我々は、無益な発掘作業に投資を強いられない

何がストロング・ポイントで、何がウィーク・ポイントなのか?

まずは自分を知る事が大切なのは、どの業界でも一緒なのだ

「新時代に生き残るには、時代に適応しなければならない」と、『令和の虎』に出ている虎は言う

確かに彼らは起業以外にも社長自ら動画配信を行ってみたり、時代にアジャストする感性や行動力が抜きんでていると思う

勝つため、生き残るためには、今の環境に応じた戦い方や考え方が求められるのだろう

 

コロナが一応の終息を迎え、会社も通常営業へと戻った

そしてホールの主役には「北斗の拳」や「戦国乙女」、「ヴァルヴレイヴ」などがメイン機種となるスマスロが君臨し、その設置シェア率を伸ばし続けている

スマスロの覇権云々だけではない

出世は遅い方とはいえ、会社でもボチボチ重要な役職に就くキャリアだ

子らもまだ幼児だが、妻のワンオペだけじゃ育児が回らなくなる未来もそう遠くない

いつまでこの戦い方が通用するかはわからない

それでもホールに期待値がある以上、可能な限り戦地へ足を運ぶ

昭和から平成に移り変わった時代、団塊の世代がバリバリ社会の中心にいて、日本を高度経済成長で押し上げていた時、黄色と黒が「勇気のしるし」と、世の中のモーレツ・サラリーマンを「24時間、戦えますか」と鼓舞した

ボロクソ完全敗北の敗戦国である日本が、各国がひく程の尋常じゃない速度で復興し、先進国に名乗りを上げたのは間違いなく団塊の世代の闘志からなる、功績なのだ

平成から令和に移り変わった「新時代」では、闘志も覇気もない牙の抜け落ちた社会人が増えてきて、情熱よりも時間効率が大切だ、と提唱されている

直情的な自分は仕事でも若い子によく、こう言われる

「クドいっすねw」と

『デブ』はいい。単なるぼくの怠惰だ

『くさい』もいい。加齢臭は男の勲章であり、汗臭さは営業マンの誇りだ

でも、『クドい』はへこむ。だってぼくが若い頃に面倒くさいおっさんに同じように思っていたからだ

ぼくも歳を取って老害になっていくんだな、と実感する

・・・まあ、それも人生だ

自分が前時代的な思想や美学を持っている事は百も承知だ

だが、それでいい。残機尽きるまで、ぼくは戦う、と決めている

逆境ナイン不屈闘志ダイの大冒険のヒュンケル、そしてぼく

殺されても死なない生き様を見せてやろうと思う

24時間?

バカ言っちゃいけない

「365日、タタカエマス」

 

see you next party time...